研究者夫婦が調味料にこだわる理由

601夫婦🐻🐤です。

久々の更新となりました。
最後に記事を書いて約1年経ち、その間に子ども👶が産まれ、家族構成が変わりました。
1年前に私たち夫婦が目指す“より良い生活”についての記事を書きましたが、家族構成が変わってもそこから大きく価値観は変化はしていないように思います。
(言葉足らずなところ等があったので、編集は行っています。)

私たち夫婦が目指す“より良い生活”の中の『健康的であること』のために行っていることの1つに『添加物の摂取を減らす』という項目があります。
今回は‟なぜ私たち夫婦が添加物の摂取を減らすことを意識しているのか”“どのようにして添加物の摂取を減らしているのか”ということについてお話したいと思います。

▼この記事は以下のような方向けです

①健康に関心はあるけれど何から始めたら良いか分からない方
②普段使っている調味料を意識することによるメリットのイメージをつかみたい方
③調味料に使われている食品添加物を意識することによるメリットを再確認したい方

私たち夫婦が目指している“より良い生活”については、この記事をご覧ください。

食品添加物とは何か

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。

引用「厚生労働省ホームページ」

厚生労働省が発表しているように、食品添加物とは食品の加工・保存の目的で使用されます。
また、食品添加物が人の健康に害がないかどうか調査され、“安全である”と認められたもののみ使用が認められており、”国民の食品添加物の摂取量は健康を害する量より大幅に少ない量である”と発表しています。

しかしながら、“食品添加物が人の健康に害がない”という結果は、マウスなどの動物の結果であり、本当に人の健康に害がないかどうかは断定できません
また、調査では“1つの食品添加物が人の健康に害を与えないかどうか”のみを調べているため、複数の食品添加物が組み合わさった場合、人の健康にどのような影響を与えるのかということについては分かりません

おそらく多くの人のイメージとしては、【食品添加物の多い食事=外食・コンビニ食・インスタント食品】なのではないかと思いますが、実は家庭で使用する調味料にも食品添加物は使われているんです。

調味料に使用されている食品添加物

「調味料にも多くの食品添加物が使用されている」ということをふまえて、よくスーパーなどで売られている調味料の成分表示を見てみると…

●品名:乾燥スープ(コンソメ)
●原材料名:食塩、乳糖、砂糖、食用加工油脂、野菜・肉エキス(はくさいエキス、チキンエキス、酵母エキス発酵調味料、ビーフエキス、食用油脂)、香辛料、野菜エキス、しょうゆ、果糖、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、酸味料、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉を含む)

となっています。(商品名は伏せます)
上のような表記だと、食品添加物は/(スラッシュ)以降になりますので、「調味料、加工でん粉、酸味料」の3つが使用されています。
少なくとも3種類の添加物が使われています。正確に言えば、食品添加物の扱いではありませんが、食用加工油脂酵母エキスなどなど、気になるものも多数使われています。

次に、我が家で使っている調味料(前田家のチキンコンソメ粉末)を見てみると…

●名称:だし
●原材料名:鶏肉(山口県産)、玉ねぎ(国産)、キャベツ(国産)、人参(国産、セロリ(国産)、おから(国産)、(一部に鶏肉・大豆を含む)


となっています。
/(スラッシュ)がありませんので、食品添加物は不使用ですし、“○○エキス”といったものも使われおらず、非常にシンプルです。

以前使っていたアルチェネロの野菜ブイヨンも同じく食品添加物は使用されていません。

(原材料名:食塩、有機乾燥ポテトフレーク、有機とうもろこし粉、有機乾燥野菜(たまねぎ、にんじん)、有機砂糖、有機ウコン、有機セロリ、有機ナツメグ、有機バジル、有機パセリ、有機トマト)

このように、普段何気なく使っている調味料の中にも食品添加物が使われており、意識せずに暮らしていると、たとえ自炊をしていたとしても、食品添加物を多量に摂取してしまうことになります。

しかしながら、常に食品添加物を意識して、食品添加物が使用されている食品を一切口にしないというのは無理がありますし、そのような生活だと息が詰まってしまいます。
実際、私たちも外食をしたり、ファストフードやインスタント食品を食べたりします。
そのため、私たちは特に調味料を意識することで、食品添加物の摂取量を減らしていこうと考えています。
『調味料を意識するだけでは何も変わらない』と思われる方もいるかもしれませんが、私たち夫婦の考える“調味料の添加物を意識した場合のメリット”のイメージをお伝えできればと思います。

調味料の食品添加物を意識するメリットのイメージ

例えば、調味料に入っている添加物を意識せずに自炊した場合に摂取する添加物の量を「10」とします。(*1)
次に、調味料に入っている添加物を意識して自炊した場合に摂取する添加物の量を「」とします。(*2)
そして、外食に行った際に摂取する添加物量を「20」とします。

そのよう設定して、1ヶ月(約30日)で朝昼は自炊をし、夜は5日間だけ外食した場合で計算をしてみると…

*注釈*
*1…単位(グラムなど)を設定するとややこしくなるので、あえて単位は設定しません。
*2…調味料の添加物を意識するようになって感じたのですが、無添加の調味料を揃えるのは結構大変です。
   無添加の調味料を買うことが難しい場合、使用されている添加物が少ない調味料を選んで買っています。
  ですので、調味料の添加物を意識したとしても摂取する添加物量を0にすることは難しいため、ここでは5と設定します。

1ヶ月で「425」の差が生まれました。
調味料に使用されている食品添加物を意識するだけで、摂取する食品添加物を約半分にすることができました。
では、このような生活を1ヶ月、20年…と続けるとどのようになるのでしょうか。

このようにとても大きな差となりました。
“食品添加物の摂取を減らそう!”とすると、考えることが多くてハードルが高いように感じるかもしれませんが、まずはじめに調味料に入っている食品添加物の摂取を減らすことだけを考えると、
調味料を選ぶときだけ気を付ければ、あとは普通に料理をするだけですので、そこまで大変ではないのではいかと思います。

今回計算した『差』というのは、あくまでイメージですが、調味料に入っている食品添加物を意識して減らすことのメリットは伝わったのではないかと思います。
また、食品添加物の摂取を減らすことは、健康だけでなく美容にもつながっていると思います。

実際に、結婚して以前より食品添加物の摂取を減らすことを意識して暮らすようになって、夫婦ともに体調を崩すことがほとんどなくなり、体重も減って肌荒れもあまりしなくなりました
食品添加物の摂取を減らしたことだけが要因ではないと思いますが、少なからず影響を与えていると思っていますので、今後も食品添加物の摂取を減らすことを意識していきたいと思っています。

食品添加物が少ない調味料に関しては、以前まとめているので関心があればご一読ください。
記事を書いて約1年が経ち、少し変わっているものもありますので、それはまた改めて記事にしていけたらと思います。

また、今回の記事の中で出てきたコンソメ2種も下にリンクを貼っておきます。
今回の記事がどなたかのお役に立てると幸いです。
アルチェネロ 有機野菜ブイヨン パウダータイプ(120g)【アルチェネロ】

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