奨学金返還免除の実例紹介(博士課程編)

601夫婦🐻🐤です。

今回はどれくらいの業績があれば返還免除となるのか、目安を知りたいという人のために私たち夫婦が実際に申請書類にどんな業績を書いて申請した結果、どのような結果が得られたのか、という実例をご紹介します。

今回は、博士課程編です。

この記事は、実際に約750万円分の返還免除となった私たち夫婦の実体験を元に書いています。興味があれば、こちらもご参照ください。

まず、前提として私たち601夫婦の場合
🐻は半額免除!、🐤は全額免除!!! という結果でした!

博士課程に関しては、2人とも返還免除となったので
奨学金返還免除を目指す人のために実例を紹介します。

私たちが博士課程の時に
申請書に記載したのは以下の5項目です。

  1. 学位論文その他研究論文
  2. (専攻分野に関連した)著書、データベースその他の著作物
  3. 授業科目の成績
  4. 研究又は教育に係る補助業務
  5. ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績

これら5項目のうち、3〜5については差がつきにくいため
他学生と差がつきやすい
「学位論文その他研究論文」「著書」の項目に
私たち夫婦が実際にどんな業績を書いたのか、実例を紹介します!

🐻の場合

・査読付き国内学会誌学術論文…4本(内訳:主著論文3本、共著論文1本)
・国内学会発表…5件
・著書…2本(ショートレポート)

🐤の場合

・査読付き国内学会誌学術論文…4本(内訳:主著論文2本、共著論文2本)
・国内学会発表…4件

査読付き学術論文の数は🐻も🐤も同数ですが
主著論文は🐻の方が1本多く、
学会発表についても🐻の方が1件多い状況でした。

また、正直著書と呼べるほどの代物ではないですが
🐻はショートレポートのようなものを2つ書いたので
著書として業績にリストアップしました。

しかし、免除判定の結果としては
🐻が半額免除だった一方で🐤は全額免除!という結果でした。

この結果は私たち夫婦としても意外でした。
ただ、この結果から改めてわかったことは、奨学金の返還免除については
同じ大学の同級生と比較して自分が何番目くらいに位置しているのか
が最も重要であるということです。

業績を単純に比較したら、🐻の方が多いのですが
🐻の場合、同学年の院生の業績が🐻以上で、結果として
学内での推薦順位が低くなってしまったんだと思います。

一方、🐤の場合は、同学年の院生と比較すると業績が良く、
結果として、学内での推薦順位が高くなり、全額免除という結果となったんだと思います。

また、私たち夫婦の場合、在籍中に博士論文を書いていません
大学によって違いがあると思いますが
私たち夫婦が在籍していた大学は、博士課程の3年間で
博士論文を書きあげる人がほとんどおらず
学術論文などの業績で学内の推薦順位がつけられたように思います。

もし、同学年の多くが博士論文を書き上げるような場合は
博士論文を書かないと同学年と大きく差がつけられてしまうので
奨学金免除も厳しくなってしまうと思います。

とにかく、今回の記事で一番強調したいことは

“同じ大学”の同学年の院生に負けないような業績を残す!

といういいライバル意識を持って院生活を過ごすことが
奨学金返還免除のカギだと言うことです!
(ライバル意識を持ちすぎて、ギクシャクとした人間関係にならないようにしてくださいね笑)

今回は、どれくらいの業績があれば返還免除となるか、その目安を知りたい人のために、私たち601夫婦🐻🐤の博士課程時代の実体験を紹介しました。
奨学金返還免除を目指す方にとって少しでも役立つ記事となっていれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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